雑考閑記

雑考閑記

雑な考えを閑な時に記す

2017年に読んだ本

2017年に読んで何かしら感想を書いた商業出版本のリスト。

(20180110公開)

 

 商業出版本のうち感想を書いたのは70冊。そのうち特に長文化してしまったものと、公開(自前以外の媒体で保存)したいものだけ載せている。
 感想を文章化しないと! と思う(思わせる)本は全読書量のおよそ3分の1程度なので、数だけでいえば150前後(※)は読んだっぽい。量より質だよね。
(※最初に70冊と書いたが、上下分冊や一気読みした小説や漫画の複数感もそれぞれ一冊で数えているので、タイトル別で換算するとおよそ50冊前後となろう。)

 

========================================

70『〆切本』左右社編集部/左右社(2016)

69『機巧のイヴ』乾緑郎/新潮社(2014)
68『わたしはこうして執事になった』ロジーナ・ハリソン、新井潤美(監修)、新井雅代(訳)/白水社(2016)
67『おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想』ロジーナ・ハリソン、新井潤美(監修)、新井雅代(訳)/白水社(2014)
66『世界文化小史』H.G.ウェルズ、下田直春(訳)/講談社[講談社学術文庫](2012)
65『最強兵器としての地政学 あなたも国際政治を予測できる!』藤井厳喜/ハート出版(2016)
64『図解でよくわかる地政学のきほん 新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる』荒巻豊志/誠文堂新光社(2016)
63『図解地政学入門 世界のニュースがわかる』高橋洋一あさ出版(2015)
62『地図で読む「国際関係」入門』眞淳平/筑摩書房[ちくまプリマー新書](2015)
61『地政学入門 外交戦略の政治学曽村保信中央公論新社[中公新書](2017改版)
60『女性を捏造した男たち ヴィクトリア時代の性差の科学』シンシア・イーグル・ラセット、上野直子(訳)/工作舎(1994)
59『ヴィクトリア朝英国人の日常生活(上・下)』ルース・グッドマン、小林由果(訳)/原書房(2017)
58『不言不語』尾崎紅葉岩波文庫(1953年 第四刷)
46~57『魔人探偵 脳噛ネウロ(全12巻)』松井優征集英社文庫
45『ベルリン1945』クラウス・コルドン、酒寄進一(訳)/理論社(2007)
44『ベルリン1933』クラウス・コルドン、酒寄進一(訳)/理論社(2001)
43『ベルリン1919』クラウス・コルドン、酒寄進一(訳)/理論社(2006)
42『世紀末までの大英帝国 近代イギリス社会生活史素描』長島伸一/法政大学出版局(1987)
41『フィリグリー街の時計師』ナターシャ・プーリー、中西和美(訳)/ハーパーコリンズ・ジャパン[ハーパーBOOKS](2017)
40『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』竹内薫/光文社[光文社新書](2006)
39『ここまで変わった日本史教科書』高橋秀樹、三谷芳幸、村瀬信一吉川弘文館(2016)
38『大東亜忍法帖(上)』荒山徹創土社(2016)
37『せどり男爵数奇譚梶山季之夏目書房[発売:星雲社](1995)
36『明と暗のノモンハン戦史秦郁彦PHP研究所(2014.7)
35『ノモンハン1939 第二次世界大戦の知られざる始点』スチュアート D.ゴールドマン、 山岡由美(訳)、麻田雅文(解説)/みすず書房(2013.12)
34『ノモンハンの真実 日ソ戦車戦の実相』古是三春/産経新聞出版(2009年)
33『ノモンハン戦争 モンゴルと満洲国』田中克彦岩波新書(2009年)
32『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』歌野晶午KADOKAWA角川書店](2016年)
31『台所太平記谷崎潤一郎/中公文庫(1978年)
30『坊っちゃんのそれから』芳川泰久河出書房新社(2016年)
29『高い城の男』フィリップ・K・ディック浅倉久志(訳)/ハヤカワ文庫(1984年)
28『聖エセルドレダ女学院の殺人』ジュリー・ベリー、神林美和(訳)/創元推理文庫(2017年)
27『人魚の嘆き・魔術師』谷崎潤一郎/中公文庫(1978年)
25,26『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン(上下)』ピーター・トライアス、(訳)中原 尚哉/ハヤカワ文庫(2016年)
24『華氏451度』レイ・ブラッドベリ、(訳)宇野利泰/ハヤカワ文庫(2008年)
23『ドイツ貴族の明治宮廷記』オットマール・フォン・モール、(訳)金森誠也講談社学術文庫(2011年)
22『近代事物起源事典』紀田順一郎東京堂出版(1992年)
21『明治東京逸聞史 2』森銑三平凡社 東洋文庫(1969年)
20『明治東京逸聞史 1』森銑三平凡社 東洋文庫(1969年)
19『人造人間あらわる!  帝都〈少年少女〉探偵団ノート6』楠木誠一郎/ポプラ社[カラフル文庫](2007年)
18『動機なき殺人者たち 帝都〈少年少女〉探偵団ノート5』楠木誠一郎/ポプラ社[カラフル文庫](2007年)
17『透明人間あらわる! 帝都〈少年少女〉探偵団ノート4』楠木誠一郎/ポプラ社[カラフル文庫](2007年)
16『真犯人はそこにいる 帝都〈少年少女〉探偵団ノート3』楠木誠一郎/ポプラ社[カラフル文庫](2007年)
15『記憶をなくした少女 帝都〈少年少女〉探偵団ノート2』楠木誠一郎/ポプラ社[カラフル文庫](2005年)
14『吸血鬼あらわる! 帝都〈少年少女〉探偵団ノート1』楠木誠一郎/ジャイブ[カラフル文庫](2005年)
13『隻眼の少女』麻耶雄嵩/文春文庫(2013年)
12『明治・大正・昭和 食生活世相史 シリーズ食文化の発見1』加藤秀俊柴田書店(1977年)
11『昭和天皇御召列車全記録』原武史(監修)、日本鉄道旅行地図帳編集部/新潮社(2016年)
10『幻影の明治 名もなき人びとの肖像』渡辺京二平凡社(2014年)
09『逝きし世の面影』渡辺京二平凡社平凡社ライブラリー](2005年)
08『東京田園モダン 大正・昭和の郊外を歩く』 三浦展洋泉社(2016)
07『遊郭のはなし』長島槇子/メディアファクトリー(2008年)
06『文明開化がやって来た チョビ助とめぐる明治新聞挿絵』林丈二柏書房(2016年)
05『女中がいた昭和』小泉和子(編) /河出書房新社らんぷの本](2012年)
04『明治生まれの日本語』飛田良文淡交社(2002年)
03『夜の三部作』福永武彦講談社文庫(1971)
02『忘却の河』福永武彦新潮文庫(1969)
01『奇術探偵 曾我佳城全集』泡坂妻夫講談社(2000年)