雑考閑記

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雑な考えを閑な時に記す

彼岸花

 を山二つ越えた里で見てきました。

 10月頭というとこちらの地方では例年では彼岸花もとっくに枯れている印象なのですが、今年はちょうど盛りでした。

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 というわけで写真を上げていきます。

 

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 里へ向かうふたつ目の峠で撮影。小ぶりでも入道雲。この日は日中に30度を超えて日差しも強烈で、ひと月ぐらい季節を間違えたかのような一日でした。お陰様で汗だく。車中や屋内でかく汗はとても気持ち悪いのに、山歩きなんかでかく汗はさほど不快でもないのは、場所的に汗をかくという状況を受け入れられているからでしょう。

 こちらの里には毎年のように足を運んでいるのですが、*1 今年は時間があったのでいつもはバスを乗り継ぐところを徒歩で向かいました。

 

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 と、峠からの下りでいきなり彼岸花(白)を発見しました。これで今日の目的は7割がた達成。

 

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 峠から里へ下りる間に何度か彼岸花(白)を見かける。白い彼岸花はちょっと珍しい部類だけど、場所は固定ですので一度見つけてしまえば毎年見られます。湧く場所が決まっているレアモンスターみたいなもんです。とはいえ、今回は初めて通る道でしたので大興奮。

 

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 社のご神木にお参り。

 

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 里の各所にこういった祠があります。

 

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 越えてきた山の向こうには峠で見た入道雲が。

 

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 なんかアジサイっぽいの。

 

 彼岸花(赤)を見つけたのでさっそく撮っていきます。

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 秋の花で一番好きなのが彼岸花。よても良き。花の中でも五本の指に入る。

 

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 この日はまだまだ暑かったのですが、各所では冬に備えて薪割りをしている人をみかけました。

 

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 本来の目的の場所へ。数年前に見つけた彼岸花(白)の密集地へ。

 サムネイルも同じ場所で昨年に撮ったもの。

 

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 日差しを浴びた姿を見られたのはこれが最後。西からのに雲が急に濃くなってきたので、あとはずっと曇っていました。

 

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彼岸の花が塞の神へ伸びる。

 

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 彼岸と此岸。こちらはどちら。

 この場所が特に好きな理由。

 彼岸花(白)がまとまって咲いていて、しかもそれが道祖神へと道のように伸びる情景。

 良き。とても良き。

 

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 繁茂する河原沿いのススキ。

 

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 稲も実り頭を垂れて、

 

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 一部はすでに刈られて稲架掛けに。

 

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 カカシも一仕事おえて帽子を脱いでくつろぐ。

 

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 畔に咲いてこそ彼岸花(赤)。

 

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 電気柵が張られていて畔のあっちこっちを移動するにも要注意。

 

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 秋の野草といえばコスモス。

 近所ではオレンジのをよく見かけるので桃色のは僕的には珍しい。

 

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 用水路沿いに点綴する彼岸花(赤)。

 

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 なんかイボイボ。

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 ヒマワリとケイトウ

 

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 午後五時の音楽が鳴る。そろそろ最終バス。さすがに帰路はバスを乗り継ぐ。

 

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 夏の終わりの入道雲と、彼岸花とうろこ雲。季節は移る。

 

 バス停まで歩く間に山向こうの入道雲がどんどん膨らんでいく。夏の抵抗。

 

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 でかすぎないか? 帽子みたいなの被ってるし。

 

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 道祖神に見送ってもらう。

 また来年。

 

 

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*1:サムネイルは昨年撮ったもの。