第8回テキレボにかかる上京記(2019年3月22日:3日目前半:坂と桜と柳の下で)
第8回テキレボにかかる上京記(2019年3月21日:2日目:テキレボ余滴)
作者買いはしないけれど
先日のテキレボでぽっと「作品のファンになったのであって、その人のファンになりたいわけではない」という言葉が出た。それについて少し記す。イベントの道中記よりも先になったのは、そちらの余録として記し始めたものが先に仕上がってしまったためだ。
「作品のファンになったのであって、その人のファンになりたいわけではない」
最初に断っておくが、これはイコールでその人(作者)と仲良くする気はない、という意味ではない。その人を好くか好かないかはまた別の話であるし、そもそも僕は交流というものも本を読むのと同じぐらい好きだ。
一方で僕は基本的に作品と作者は切り離す質である。なので上の言葉は要するに作者買いはしないよという心掛けをそれっぽく言ったものでしかない。ただ、面白そうだと思った作品の作者が前も買った本の作者と同じだったということは往々にしてあるわけで。同じ人間が本を買う以上、気持ちに任せて面白そうと感じたものを選んでいれば、自然と打率が高い人に当たってしまうものであろう。
だからイベントでは意識的にこれまで買ったことのない人の本を買ったり、あまり手にしないジャンルを手にしようと心掛けている。
ただそれだけのお話。
別にそのように徹底しているわけでもないけどね。
『夢見月夜の誕生会』寄稿
3月21日(木、祝)開催の文章系同人誌即売会『第8回Text-Revolution』(以下テキレボ)にて頒布される冊子『夢見月夜の誕生会 〜3月生まれの作家によるテーマアンソロジー〜』に「遅れ癖」という掌編を寄稿しています。あらすじは下記ツイート引用の通り。
「遅れ癖」 シワさん(@KazamiSuma)
— 夢見月夜の誕生会 ~3月生まれアンソロ~ (@march_rabbit_03) February 28, 2019
…原稿の締め切りが迫っている。これも今まさにそういう時期に書かれている。余裕をもって取り組めと言われているのに、いつも遅れてしまう。これはわたしの癖だ。3月生まれに起因する、習癖とでもいうべきもの。
『夢見月夜の誕生会』は【 B-49 】「空想工房」さんにての取り扱いです。A5判118ページ800円。
『夢見月夜の誕生会』は15人の三月生まれからなるアンソロジーです。
企画ページ→ 三月企画・特設ページ
ということは僕も三月生まれだと露見してしまうわけであるが、それはそれとして他の三月生まれの方の作品も興味深いので、テキレボへ行く方は【 B-49 】へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
僕は同じく「空想工房」さんで頒布されるスチームパンクアンソロジーが気になっている。
ところでいきなりテキレボの話をしたけれど、これの説明をしていないと僕が不安になるのでしておく。枕に文章系同人誌即売会とつけてみたが、要するに『文学フリマ』のような文章をメインコンテンツとする同人誌即売会(イベント)である。
浅草にある都立産業貿易センター(いわゆる都産貿)の浅草館7階にて催される。入場は無料で11時から16時の開催。それほど大きな箱ではないので(文フリ東京に比べると)比較的回りやすい。以下に公式のサイトを貼っておく。
第8回Text-Revolutions 開催概要 | Text-Revolutions
分かった行くぜカタログ見せろって方にはWebカタログを貼っておく。
第8回 Text-Revolutions サークルリスト - Plag!
あ、そうそう、僕が片足突っ込んでる蒸奇都市倶楽部も出店しているので、そちらもついでにどうぞ。【 B-02 】です。いつも通りスチームパンク"風"一本やり。今回は500円の新刊もあるよ。
ま、どれもぎりぎりの宣伝ですね。
余裕を持てる時間じゃないから文章にもまったく余裕がない。