雑考閑記

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雑な考えを閑な時に記す

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『台湾鉄路千公理』

台湾鉄路千公理 宮脇俊三 角川文庫、昭和60(1985)年8月25日初版 発表誌:『野生時代』昭和55年9月~11月号単行本:角川書店・昭和55年12月 台湾鉄路千公里 (角川文庫 (6160)) 作者: 宮脇俊三 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1985/08 メディア: 文庫 こ…

『地政学入門 外交戦略の政治学』

地政学入門 外交戦略の政治学 曽村保信/中央公論新社[中公新書](2017改版) 地政学入門 改版 - 外交戦略の政治学 (中公新書) 作者: 曽村保信 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/07/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 初版…

『女性を捏造した男たち ヴィクトリア時代の性差の科学』

女性を捏造した男たち ヴィクトリア時代の性差の科学 シンシア・イーグル・ラセット、上野直子(訳) /工作舎(1994) 「女性に天才などいない。女性の天才は男性なのだ」――ゴンクール 今の時代からするとすごい言葉だなこれ。 女性を捏造した男たち―ヴィク…

『ヴィクトリア朝英国人の日常生活(上・下)』

ヴィクトリア朝英国人の日常生活(上・下) ルース・グッドマン、小林由果(訳)/原書房(2017) ヴィクトリア朝英国人の日常生活 上:貴族から労働者階級まで 作者: ルースグッドマン,小林由果 出版社/メーカー: 原書房 発売日: 2017/07/11 メディア: 単行…

『不言不語』

不言不語 尾崎紅葉 岩波文庫 昭和27(1952)年 第一刷撥行 ※読んだのは昭和28(1953)年「撥行」の第四刷 不言不語 (1952年) (岩波文庫) 作者: 尾崎紅葉 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1952/02/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る (2018010…

『ベルリン1919』『ベルリン1933』『ベルリン1945』

ベルリン1919 ベルリン1933 ベルリン1945 クラウス・コルドン、酒寄進一(訳)/理論社(※) ※邦訳刊行年は『~1919』2006年、『~1933』2001年、『~1945』2007年 三部作、原著刊行順(邦訳刊行順ではない)に書いていく。 総合的に読んで良かったと思える…

『世紀末までの大英帝国』他

世紀末までの大英帝国 近代イギリス社会生活史素描 長島伸一/法政大学出版局(1987) 世紀末までの大英帝国―近代イギリス社会生活史素描 (叢書・現代の社会科学) 作者: 長島伸一 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 1987/04 メディア: 単行本 クリッ…

『フィリグリー街の時計師』

フィリグリー街の時計師 ナターシャ・プーリー、中西和美(訳)/ハーパーコリンズ・ジャパン[ハーパーBOOKS](2017) フィリグリー街の時計師 (ハーパーBOOKS) 作者: ナターシャ・プーリー,中西和美 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン 発売日: …

【私的所感】第6回テキレボ

『第6回テキレボ』備忘録と所感的なもの。会場行ってないのに長い。 全て個人的な見解。辛口に見える部分もあるかもだけど、いずれにも悪い感情を持っていないことは明記しておく。 (20171103公開)

『探偵王子とフォルトゥーネ』

探偵王子とフォルトゥーネ 黒井ここあ/ちょこれいつ(2017) (20170909公開) 作品では魔法と音楽が不可分な要素として結びついている。 これらはいずれも目には見えないながらも、人々に働きかける不思議な存在といえよう。作中で歌が力を持つのは、歌を…

『関西コミティア54』『第三回文学フリマ京都』

に一般参加。一週間ぶりの関西。同日開催なのではしご。 大阪と京都であればどちらにも顔を出すことは難しくない。むしろこういうのは都市間の移動よりも、市内での細々した移動の方が、時間を食うものだ(時間当たりの移動距離が短い)。大阪京都で約30~50…

『嘘つきの再会は夜の檻で』

嘘つきの再会は夜の檻で 土佐岡マキ/眠る樹海堂(2017) 紡ぎ合う、という言葉がぴったりくるような、そんな作品。 (20170819公開)

『グロリア・リリィの庭』

グロリア・リリィの庭 世津路章/こんぽた。(2015 [2版]) ※【R-15】表記 光さす庭に雨が降り そこには薔薇ではなく百合が咲く あらすじ読んだとき、「これあのアニメに着想の一つがあるのかな」と感じた。あとがき読むと大きく外れていなかったみたい。(…

『聖エセルドレダ女学院の殺人』

聖エセルドレダ女学院の殺人 ジュリー・ベリー、神林美和(訳)/創元推理文庫(2017年) 舞台が予期せぬヴィクトリア朝イギリスだったわ。ビッチさんいいな。こいつとリーダー格が性格的に出番多いしよく動く。 (20170717公開)

『雨の匂い 石の祈り』

雨の匂い 石の祈り 蜜丸/pamplemousse(2015年) 三冊セット 収録:「神様には名前がない」「王女には夢がない」「子供には罪がない」 (20170716公開) こだわりの感じられる紙製のブックケース(装丁は後述)に収められた三作セット。 「神様には名前がな…

『親友を殺した奴を探している』

親友を殺した奴を探している 姫神雛稀/春夏冬(2017) (20170715公開)

『ジェフリー=クロウズ・シリーズ』

1:ファントム・ペイン 2:ギルティ 3:Dear My Master 青銭兵六/POINT-ZERO(2011)

『坊っちゃんのそれから』

(20170715公開) 坊っちゃんのそれから 芳川泰久/河出書房新社(2016年) 一言でいうと「なんやねんこれ」と。 ネタバレ、辛口

奏でろ響鳴

20190112大阪Zepp Osaka Bayside Kaede Higuchi 1st Live "KANA-DERO"

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン(上下)』

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン(上下) ピーター・トライアス、(訳)中原 尚哉/ハヤカワ文庫(2016年) キャッチーな紹介文(日本が勝って、ロボットが登場して~)はほとんど内容と関係ないな。いや、内容の説明としてはけして間違っちゃあいな…

『華氏451度』

華氏451度 レイ・ブラッドベリ、(訳)宇野利泰/ハヤカワ文庫(2008年) (20170624公開) うーん、話としては面白く、はないなあ。モンターグさん短気すぎやしませんかね。本を読むことが禁止されているけれど、それが最初は政府からの指示ではなくて、民…

『逝きし世の面影』『幻影の明治 名もなき人びとの肖像』

逝きし世の面影 渡辺京二/平凡社[平凡社ライブラリー](2005年) 逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー) 作者: 渡辺京二 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2005/09/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 24人 クリック: 335回 この商品を含むブログ (1…

『時刻表2万キロ』

時刻表2万キロ 宮脇俊三 河出書房新社、昭和55(1980)年6月4日初版・6月16日再版 時刻表2万キロ (河出文庫 み 4-1) 作者: 宮脇俊三 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 1980/06/01 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (26件) を見る 実…

『甦る「幻影城」I~III』

甦る「幻影城」I 探偵小説誌 新人賞傑作選 甦る「幻影城」II 探偵小説誌 幻の名作 甦る「幻影城」III 探偵小説誌 不朽の名作 角川書店(I、II:1997年、III:1998年) (20170513公開)

『カトル・セゾン』『カトル・クレール』

カトル・セゾン [pamplemousse #06] カトル・クレール [pamplemousse #06b] 蜜丸 pamplemousse(セゾン:2013年4月28日、クレール:2014年5月5日) (カトル・セゾン収録)「チェリー・ナヴィゲーション」「サンフラワー・ハレイション」「コスモス・イミテ…

『奇術探偵 曾我佳城全集』

奇術探偵 曾我佳城全集 泡坂妻夫/講談社(2000年) 奇術探偵曾我佳城全集 作者: 泡坂妻夫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2000/07 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブログ (14件) を見る 【収録】 「天井のとらんぷ」「シンブルの味」「空…

『空人ノ國』と『ファントム・パラノイア』

ネタバレがある 『空人ノ國』と『ファントム・パラノイア』を読んで考えるところがあったので、それぞれの作品の関連を勝手に汲む。 (20170213公開)

『ファントム・パラノイア』

ネタバレあり ファントム・パラノイアサークル:モラトリアムシェルタ作者:咲折A5判:102P:700円2016年9月18日発行

『空人ノ國』

ネタバレあり。 空人ノ國サークル:モラトリアムシェルタ作者:咲折A5判:102P:600円2015年11月23日発行

何はさておき

さしあたり、これまでぷらいべったーに書いた感想の転載から行っていく。コピー&ペーストの簡単な作業……じゃ済まないんだよな、量的に。ブログサービスじゃないから記事も移動できないし。 記事の日付を感想を書いた日に設定しようかとも考えたが、2019年か…