雑考閑記

雑考閑記

雑な考えを閑な時に記す

2020-01-01から1年間の記事一覧

『抵抗都市』

抵抗都市 佐々木譲 集英社、2019年12月20日 第一刷発行 初出:『小説すばる』2018年10月号~2019年9月号 日露戦争に敗れた世界の日本のお話。 抵抗都市 (集英社文芸単行本) 作者:佐々木譲 発売日: 2019/12/13 メディア: Kindle版 時代は第一次世界大戦の開戦…

民営から公営の北神線と神戸市営バス最北のバス停

先日、神戸へ出た折に神戸市営交通の北神線に乗ってきた記録。 (阪急電車のパタパタを確認したついでの旅。) ks2384ai.hatenablog.jp 記録と書いたけれど、例の悪癖によってめちゃ長くなった。 民から公へ 神戸市バス64系統 箕谷にて 神戸市バス111系統~…

4か月だけのスタンプ-西日暮里

3月14日に山手線に高輪ゲートウェイ駅が開業した。 駅名決定から人、天候共に大荒れの開業日まで色々な話題を呼んだ同線の新駅であるが、その開業と同時にこれまで最も新しい駅であった西日暮里駅(年開業)は「二番目」に新しい駅になった。その西日暮里駅…

必要のついでに阪急のパタパタ確認

// 追加するmetaタグの作成 var newMeta = document.createElement("meta"); newMeta.setAttribute("name","robots"); newMeta.setAttribute("content","noindex"); // 作成したmetaタグをhead要素内末尾に追加 document.getElementsByTagName("head")[0].ap…

銭葵と春もみじ

梅雨に入る少し前、まだ好天続きであったころにゼニアオイが美しかったので。 ……ゼニアオイだよね、これ? 空き地の砂利に咲いている。 このまま一気に夏に突入するのではないかと思われる烈日のもと、働きバチが蜜集めに精を出していた。(写真ではぼけてし…

流行が流行であるうちは

雑談におけるコミュニケーションツールのひとつでしかない。 だから実際に流行っているものが好きかどうかはおそらく二の次だ。大事なのはそれが会話の糸口になるという点にある。流行は雑談における共通の話題としての起点でしかない。 流行している対象を…

アドレスを間違えていた話

とんでもない確認不足である。 個人サークルのアドレスの一部を誤っていた。 誤:4x8ha32★gmail.com 正:4x8wa32★gmail.com 上記のように「は」のローマ字表記ミスである。『4かける8は32』の「は」なので本来「わ」と読むので「wa」とすべきところを、「は…

ゆうちょダイレクト

なるものに入ったケチな人間のお話。 パソコンやスマホからゆうちょ銀行のサービスの大半を利用できるサービスだ。 こんなものを導入したいきさつを覚書として縷述しておく。 僕はこれまで即売会や通信販売の支払いや送金は、全て銀行や郵便局に行って機械な…

三島由紀夫vs東大全共闘

という昔の怪獣映画か東映まんがまつり(「〇〇対××」)みたいな題名のドキュメンタリーを見てきた。なぜか若い男女連れが3組くらいいたけど、題名を見て活劇的な作品だと勘違いしたのかもしれない。 時節柄15人ぐらいしか入っていなかったのでとても快適。 …

『暗翳の火床』Web版 公開

僕が蒸奇都市倶楽部に提供した作品『暗翳の火床』(アンエイのカショウ)が、小説投稿サイト「小説家になろう」と「カクヨム」にて連載開始となった。 ので、こちらでも作者として一応は告知をしておきます。 kakuyomu.jp 暗翳の火床 (小説家になろう) す…

衝動と承認欲求の対流

カクヨムにある個人企画での「ファンタジー作品なら何でも」「異世界以外」といった要綱を見ていると、ジャンルとはつくづく難しいものだなと思った。 企画者が言う「ファンタジー」「異世界系」はどういったものを想定しているのか、僕はそこが気になってし…

春先の淡路島(後編)

淡路島に行った記録の後半。 島に来た理由 島の西は夕日が良い とても良い木です 肝心の夕日は 帰ろう、本州に 公共の交通 夜の商店街 島を発つ 振り返って 島に来た理由 記念館を出たのは16時半ごろ。 次のバスを待たず海岸に出てまっすぐ北へ歩きはじめる…

野島断層保存館

淡路島にある北淡震災記念公園と、その中核施設となる野島断層保存館に行った記録。阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)に関連する施設だ。 公園にはモニュメントや慰霊碑が立っている他、物産館やレストランがある。 そんな記念公園の中心施設が「野島断層保…

春先の淡路島(前編)

淡路島は淡路市(旧、北淡町)にある野島断層保存館に行ってきた。 のだが、例によって記事が長くなったので、淡路島行きを前後編にわけ、それとは別に野島断層保存館の話をまた別仕立てにした。 唯一の航路 橋の開通で消えたもの 生まれたもの それでもあえ…

真面目にコツコツ当たり前

経験談。 多くの人にとって就職活動というのは人生の一大事だろう。 志望先や大きな目的が定まっている人にとってはそれも一つの通過点に過ぎないのだろうが、そうでない人にとっては受験よりも苦労する壁なのではないかと思われる。 自己アピールなどは特に…

2019年の読書

2018年に読んで何かしら感想を書いて公表(多くはこのブログ、一部はツイッター)した冊子の一覧。

文章読本

指南書や手引書、ノウハウ本というものがあふれる世の中だ。 この手の本や類書の自己啓発書が絶えないのは、目的に対する正解が一つでないからという事実に尽きよう。ある本を参考に失敗しても「この方法はあってなかった」と別の本を参考にしたり切り替えら…