雑考閑記

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雑な考えを閑な時に記す

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

それでも上京したやつの話(2019年10月13日:3日目:台風一過)

イベントはなくなったのに東京へ行った男の話の3日目。 台風が去り、さっそく行動を開始する。 10月13日(日)快晴(憎いくらいに) 朝の散歩(1回目) 日常へ回帰する河畔 朝の散歩(仕切り直し) 「う」の字に見る水陸運 天気はまさに台風一過 再開のメト…

上京余滴『台東区立下町風俗資料館』

不忍池の南東、かの上野オークラ劇場の裏側にある。 かねてより機会があれば行こうと思っていた所だ。 その名の通り明治期から昭和中期ごろまでの東京下町の資料を集めた博物館である、まんま。同様の主旨の博物館としては両国の「東京都江戸東京博物館」が…

それでも上京したやつの話(2019年10月12日:2日目:宿籠り)

イベントはなくなったのに東京へ行った男の話の2日目。 台風の中、宿にほぼこもりきり。なので写真はない。 10月12日(土)曇りのち豪雨 目的はなくとも 贅沢な滞在 猛烈な風と雨 旅先での情報入手について 山谷と荒川、墨田川の関係 テレビでも見て過ごす …

『憑き物耳袋』

憑き物耳袋 倉光清六 河出書房新社(2008年8月30日)*1 もとは喜田貞吉を主筆とする『民族と歴史』*2 第八巻第一号(1922年7月)収録「憑物鄙話」。 憑き物耳袋 作者: 倉光清六 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2008/08/13 メディア: 単行本 クリック…

『オオカミの護符』『絶滅した日本のオオカミ』

オオカミの護符 小倉美惠子 新潮社(2011年12月15日) オオカミの護符 作者: 小倉美惠子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/12/15 メディア: 単行本 クリック: 16回 この商品を含むブログを見る (今は文庫版も出ている) 絶滅した日本のオオカミ――その…

それでも上京したやつの話(2019年10月11日:1日目:グランクラス・リベンジ)

イベントはなくなったのに東京へ行った男の話の1日目。

僕たちの言葉は同じなのか

厳密に正しい日本語は存在しない、とようやく思えるようになった みんな自分が正しいと思う日本語を使っているだけ。 その「正しい」に当てはまる人が割合として多いか少ないかが問題視され表面化しているのだろう。変わらないただしい言葉はないが、多数派…

それでも上京したやつの話(2019年10月10日:0日目)

イベントはなくなったのに東京へ行った男の話の枕です。 ◆テキレボ中止 2019年10月10日、11日から数日にかけて強力な台風19号が列島を襲った。事前の予報の段階においても、これまでにない強さの台風であると強調されており、各種の機関は対応を協議、打ち出…

感想は拒めぬが選べる

感想というものがある。 僕もたまにこのブログでちょっと長い感想をものしているが、むしろ感想というものの性質を思えば短い言葉のほうが響きやすいものだと僕は思っている。(ちなみに私の感想はその長さゆえに稀に論じていると思われるようだけれど、当然…

彼岸花

を山二つ越えた里で見てきました。 10月頭というとこちらの地方では例年では彼岸花もとっくに枯れている印象なのですが、今年はちょうど盛りでした。 というわけで写真を上げていきます。 里へ向かうふたつ目の峠で撮影。小ぶりでも入道雲。この日は日中に30…

『大阪スチームパンク倶楽部』

『関西コミティア』で売り子の任を終えた僕は、蒸し暑いなか早々に帰宅の途に着いていた。南森町で堺筋線に乗り換えたところで不意に睡魔に襲われる。ここのところ増税だとか半期末だとかで忙しくて、ほとんど睡眠時間が取れていなかったのが祟ったようだ。…